前回の働きやすい環境になった話の続きです。
次に私が後輩と関わるうえで変えたことは
『雑用を含め、自分でできることは自分でする』
という事でした。
心がけたことは
『陰で後輩の愚痴を言わない』事でした。
何か後輩がミスをしたときに、先輩同士で『こんなミスをされた』と陰で話していました。
人の愚痴を言わない日はなかったくらい、その話題が当たり前になっていたのです。
その事を変えようと思い、陰で愚痴を言うのを止めて、気になった事は本人に直接伝えるようにしました。
今までは意地悪な回りくどい言い方をしていましたが、問題点のみを伝え、その改善点も一緒に考えるようにしました。
例) 後輩に仕事を頼んだが、忘れられてしまった。
今まで → 『なんで忘れたの』と嫌味っぽくひたすら注意していた。
変化後 → 忘れた原因・忘れないように次はどうするかを一緒に考える
忘れてしまったことを責めても仕方ないのです。
だって忘れようと思ってないのに、忘れてしまったのですから。
それよりも次に忘れないようにするにはどうすれば良いかを考えるほうが大切です。
そして一度注意したなら、それ以上責めることも不必要です。
人って、自分が陰口を言われているのってわかりますよね。
だから周りの人と一緒になって、後輩の愚痴を言う事を止めました。
同期の子が後輩の愚痴を言っていても、同意をしなくなりました。
すると、また同期の子に言われました。
『最近話しがつまんないね』って。
そうなんです。
同期との会話は、話題の一つとして当たり前のように、後輩の愚痴を言っていたのです。
愚痴を言ったり、聞いたりすると、その考えがさらに頭にインプットされて、どんどんその後輩に対しての考え方が偏ってきますよね。
だから愚痴を話さなくなってからは、素直な気持ちで後輩を見られるようになりました。
自分の愚痴が、勝手に出来ない後輩のイメージを刷り込んでいたのですね。
すると、私の後輩への気持ちもどんどん変わってきたのです。
そんなことを続けていると、また後輩との距離が縮まりました。
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